2015年7月12日から、シリア北部の街アレポで消息を絶っていたスペイン人記者アントニオ・パンプリエガ(Antonio Pampliega)、ホセ・マヌエル・ロペス(José Manuel López)、アンヘル・サストレ(Ángel Sastre)の3人が5月7日に解放されたことが分かった。 トルコからシリアに入国してから数時間後に拘束されていたとみられている。
3人のスペイン人記者はスペイン軍用機でトルコからTorrejón de Ardozスペイン空軍基地に、5月8日10時頃到着。 マリアノ・ラホイ暫定首相も自身の公式ツイッターで”¡Bienvenidos!”(ようこそ!もしくは、お帰り!)と発言している。
拘束されていたスペイン人記者は様々なメディアで、フリーランスとして取材活動を行っていた。
拘束したとみられる組織は、シリアのアルカイダグループのヌスラ戦線と見られている。
スペイン人記者3人は、他にシリア人ガイド、ウサマ・アハン(Usama Ajjan)とと共にシリア入りしていた。 入国前までに様々な写真をインターネット上にアップしており、三人を”Amigos españoles”(スペイン人の友達たち)と紹介していた。 ガイドを含む4人がヌスラ戦線に拘束された後、20日後にガイドだけが開放されていた。
スペイン諜報機関CNIは3人が拘束されている場所を特定、生存している証拠の提示を求めていた。 3人はビデオで名前と日にちを正確に語っていたとみられる。 また、ビデオでは、痩せてはいるものの、清潔で健康的であったことが確認されていた。
拘束期間中、3人は”適切”に扱われ、テレビではサッカーの放送を見ることを許されたり、親族との手紙のやり取りが出来たとのこと。
ヨーロッパプレスによると、3人のスペイン人記者は日本人と妊娠したドイツ人と拘束期間を共有していたと報道している。
ソース
Reporteros Sin Fronteras expresa felicidad por la liberación en Siria de 3 periodistas
スペインで永住できるビザを求めた同国出身の男性により人質とされていたマリ領事の妻は無事開放された。
スペイン国立社会保険局は既にアスベストの杜撰な取り扱いで肺ガンを起こした1名の従業員の件を「公務上の疾病 」と認めている。
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