汚職を追究する国際的な非政府組織トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)は、1995年以来、毎年公開される世界中の「腐敗認識指数」の2017年版を発表した。公務員と政治家がどの程度腐敗していると認識されるか、ビジネスマンと国家の分析専門家などを軸に調査する。その度合を国際比較し、国別ランキングを作成。0点から100点まで行く範囲は、数字が小さいほど汚職・腐敗が起きているという認識が高いと意味する。
対象となった180ヶ国のうち、スペインは57点を獲得し、ランク42位に落ち着く。フランス、イギリス、ドイツなどヨーロッパ主要国と比較すると、控えめな数字であり、同エリアの中で汚職・腐敗に敏感な国と言える。一方、日本は73点を獲得し「清潔 な国トップ20」にぎりぎりランクインする。なお、89点で今年最高位を収めたニュージーランド以外、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンなど北欧の国々がランキングの上位を占有。
公務員と政治家がどの程度腐敗していると認識されるか、ビジネスマンと国家の分析専門家などを軸に調査する。その度合を国際比較し、国別ランキングを作成。
スペイン主要メディアによると、収賄、文書捏造、資金の不正流用や親善試合の開催条件を利用して息子に便宜を図った容疑がかかっている。
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