スイス開催中のジュネーブモーターショー2018で、トヨタ自動車は欧州におけるディーゼル乗用車の販売を徐々に縮小すると発表した。2015年に発覚されたフォルクスワーゲン社による環境規制検査の排ガス不正を皮切りに、ディーゼルはヨーロッパで激しく批判されてきた。一方、高まりつつあるハイブリッド車(HV)の需要に応えるべく、2017年における同社の販売割合10%も満たなかったディーゼル車を段階的に廃止すると決断し、ハイブリッド技術を強化する予定とトヨタモーターヨーロッパのヨハン・ファン・ゼイルCEOが説明した。
なお、イギリスのバーナストン工場で生産される新型「オーリス」もこの影響を受ける事に。ガソリン4気筒エンジンのモデルと他に、高出力のハイブリッド・モデル2種を投入。また、同社はハイラックス、ランドクルーザーSUV、プロエースなど商用車のディーゼルモデルをキープする方針。
2017年における販売割合10%も満たなかったディーゼル車を段階的に廃止すると決断し、HV技術を強化する予定。
欧州連盟国外に向けた輸出も右肩上がりで、特筆すべきはアメリカからの注文10%増し、ロシアからは30%も上昇した。
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