70年代にロードレース選手権で大活躍したスペイン出身のアンヘル・ニエト氏(Angel Nieto、70)は7月26日、10時25分頃、イビサ島内の一般道をクアッド(4輪バギー)で走行中、自動車に追突され重傷を負った。引き続き島内の「Nuestra Señora del Rosario」総合病院に搬送された。
なお、加害者はテストの結果によりアルコール摂取していなかったと判明されたが、減速した前方のクアッドに気づかず、不注意にも追突に及ぶ。その際、ニエト氏はクアッドから飛ばされ、アスファルトに強く頭を打った。病院にて、2時間以上かかった手術を受ける。院内の情報によると、脳血栓を患っているニエト氏の容態は重傷のままだが、命に別状はない様子。
*12+1の世界タイトル持ちのアンヘル・ニエト氏。写真はEFEのKiko Huesca氏から
アンヘル・ニエトはロードレース世界選手権の軽量級クラスで活躍し、1969年から1984年まで、50ccの6タイトルと125ccクラスの7タイトル、合計13もの世界タイトル(彼は13を縁起が悪いと考えているため、13と言わずに12+1勝と言っている)を獲得した。
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