モススダエスクワドロ州警察は7日、娘の病名を偽ってネットを含む様々なプラットフォームで寄付を募っていた件で、両親を拘束したことが分かった。
逮捕されたのはリェイダに住む父親のフェルナンド・ブランコと母親のマルガリータ・ガラウで、警察署に移送された。
母親は8日昼頃釈放されている。
カタルーニャ州高等裁判所の発表によると、この二人への逮捕令状は出しておらず、今回の自治州警察による拘束は、警察の公務の延長線上にあるもので、数回にわたって両親に提出するよう求めていた娘の病状に関する医師の診断書を探すための家宅捜索によるものと指摘。
両親は娘のナディアちゃんが早老症を患っており、死に直面しているため、米国のヒューストンで治療を受けるための資金を寄付で募っていた。
しかし実際には硫黄欠乏症毛髪発育異常症(Trichothiodystrophy)という奇病にかかっており、ヒューストンにも行っていなかったことが今のところわかっている。
スペインのテレビ局ANTENA3が母親に問い合わせたところ、「父親は娘の病状に関する説明をしなかったが、彼を信用していた。」「確かにお金に関してきついけれども、寄付されたお金はすべて娘に使った。 寄付に関して私たちは白よ。」と語っている。
スペインで永住できるビザを求めた同国出身の男性により人質とされていたマリ領事の妻は無事開放された。
スペイン国立社会保険局は既にアスベストの杜撰な取り扱いで肺ガンを起こした1名の従業員の件を「公務上の疾病 」と認めている。
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